私の折り紙講座には、息ぴったりの仲良しのお二人がいます。
いつも一生懸命に折り紙と向き合ってくださるお二人ですが、そのやり取りを横で見ていると、思わず笑ってしまうことも少なくありません。
不思議な会話で息ぴったりにコミュニケーションを取りながら、毎回楽しそうに折り紙に取り組んでくださいます。
今回は、そんなお二人の講座での様子を書いてみたいと思います。
長年通ってくださる仲良しのお二人
いつも二人一緒
私の折り紙講座には、長年通ってくださっている仲良しのお二人がいます。
いつもお二人そろって講座に来られ、会場になっている喫茶店で開かれる他の講座にも参加されているようです。
折り紙を折りながら楽しそうにおしゃべりをする姿は、講座の雰囲気を自然と明るくしてくれます。
難しい作品ほど挑戦したくなる
講座では、作品によって難易度に幅があります。
新しい作品を紹介するときは、「これは少し手順が多いですよ」「やったことのない折り方が入っていますよ」とお伝えすることがあります。
それでも、お二人の目は完成見本へ。
「きれいやなぁ。」
そう思った作品には迷わず挑戦します。
難しいから諦めるのではなく、「折ってみたい」という気持ちがいつも勝っているようです。
講師としては「そっち選ぶんや!」と心の中で思いながら、その様子をいつも微笑ましく見ています。
センス派と努力派
お二人は、折り紙への向き合い方も少し違います。
お一人は飲み込みが早く、新しい作品でも手際よく折り進めていかれます。
もうお一人は、分からないところがあっても何度も折り直しながら、一つひとつ自分の力でできるようになっていく努力家です。
タイプは違いますが、お互いに声を掛け合い、教え合いながら作品を完成させていく姿は、とても微笑ましく感じています。
横で聞いていると面白いんです
「あれ」「これ」で通じる不思議な会話
折り紙講座では、一工程ずつ説明をしながら作品を完成させていきます。
私の説明が終わると、お二人は作品を見比べながら相談タイムです。
「あれやな。」
「そうそう。」
「これこれ。」
「そこ。」
横で聞いている私には、何の話をしているのかさっぱり分かりません。
「そんな代名詞だけで通じるん!?」と毎回思うのですが、お二人にはちゃんと伝わっているようです。
一人で考えるより、二人で考える
お二人とも折り紙がお上手なので、簡単な工程で困ることはあまりありません。
それでも、少し難しい折り方になると自然と顔を寄せ合い、「ここかな」「いや、こっちかな」と相談が始まります。
私には、お二人が一人で考えるというより、「頭二人」で考えているように見えます。
一人では迷う場面でも、二人で話しながら進めることで答えにたどり着いてしまう。その様子を見ていると、「へぇ、そうやって考えるんやな」と思うことがよくあります。
テレパシー能力でもあるんかな?
長年一緒に折り紙を楽しんでこられたからなのでしょうか。
私には分からない代名詞ばかりの会話でも、お二人にはしっかり通じています。
その様子を見ながら、私は時々「年齢を重ねるとテレパシー能力でも開花するんかな?」なんて思っています(笑)。
講座では、お二人の掛け合いも、すっかり日常の風景になっています。
私が好きなのは、この空気です
講師をしていると、「きれいに折れるようになること」が目標だと思われることがあります。
もちろん、それも大切です。
でも、私が本当に好きなのは、講座に流れる空気です。
難しい作品を前にしても、「やってみよう」と笑顔で挑戦する姿。
分からないところは二人で相談しながら、一つずつ前へ進んでいく姿。
そして、完成すると二人で「できた!」と喜び合う姿。
そんな様子を横で見ながら講座をしている時間は、私にとっても心が和む時間です。
お二人を見ていると、「楽しむことが上手な人は素敵やなぁ」と思います。
その楽しさは周りにも伝わって、気が付けば私まで笑っています。
これからも、お二人の掛け合いを楽しませてもらいながら、一緒に折り紙を楽しんでいきたいと思います。
お二人を見ていると感じること
講師として前に立っていますが、お二人を見ていると、私の方が教えていただいているように感じることがあります。
楽しそうに折ること、誰かと相談しながら進めること。その姿を見ていると、「楽しむことが上手な人は素敵やなぁ」と、改めて思います。
これからも、お二人らしい笑顔が講座で見られるのを楽しみにしています。



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